ヨハン・セバスチャン
カンマーコーア・ヨコハマ
第59回定期演奏会
第59回定期演奏会を以下のように開催いたします。ぜひ聴きにきてください。 

今回もカンタータ・シリーズで、世俗カンタータBWV210を含む3曲を聴いていただきます。

BWV2「ああ神よ、天より見たまえ」は、三位一体節後第2日曜礼拝のための曲で、 第3曲目の独奏ヴァイオリン付きの、リズミカルな美しい独唱アルトのアリアがお勧めです。

BWV157「われを祝福したまわずば、われ汝を離さじ」は、マリアの清めの祝日のためのカンタータで、 元々は宮廷侍従を務めた人の追悼のために作られた曲でした。 冒頭から、オーボエ・ダモーレにフルートと独奏ヴァイオリン、テノールとバスの二重唱が歌われて、全体的に派手な印象の曲であります。 第4曲のバスのアリアも、後半からレチタティヴォが挿入された少し風変わりな構成の曲です。

BWV210「おお佳き日、待ち焦がれた時よ」は、何曲かある「結婚カンタータ」の一つで、ソプラノ独唱の為に書かれています。 全体は5対のレチタティヴォとアリアから構成されています。 第6曲目までは、結婚の内なる喜びには、華やかな音楽は相応しくないと言う内容ですが、 第7曲目のレチタティヴォから話が逆転し、音楽が滅びて良いはずが無いという事になり、第10曲のアリアで華やかに全体を閉じます。 この素晴らしい結婚カンタータは全体が聞き所と言えましょう。

いずれも頻繁に演奏されることの無い、珍しいカンタータです。皆様のご来場をお待ち致しております。
 

2005年

9月18日(日)

13時30分開場 14時00分開演

浜離宮朝日ホール

都営地下鉄大江戸線・築地市場駅A2出口から徒歩すぐ
地下鉄日比谷線・東銀座駅6番出口から徒歩7〜8分
都営浅草線・東銀座6番出口徒歩7〜8分、新橋駅から徒歩約15分
 JR新橋駅銀座口から徒歩15分
 


曲目

作曲者 曲目
J.S.Bach カンタータ第2番「ああ神よ,天より見たまえ」
カンタータ第157番「われを祝福したまわずば,われ汝を離さじ」
カンタータ第210番「おお良き日,待ち焦がれた時よ」

指揮 阿部 純
ソプラノ 阿部 ゆう子
アルト
大国 和子
テノール 五郎部 俊朗
バス 水野 賢司
鍵盤 久保 晃子 案野 弘子
解説 松浦 晶子
管弦楽 KMG 合奏団
合唱 JSKCY

チケットお問い合わせ

ヨコハマストゥーディオ Tel.045-373-8084
朝日ホールチケットセンター Tel.03-3267-9990

前売り 3,600円 当日 4,000円 全自由席

学生券 2,000円(事務局扱い、前売りのみ)