今回の演奏会は、イタリアルネサンスの代表的作曲家である、G.P.da.パレストリーナの作品を中心に取り上げました。

　古くから、パレストリーナの作品中でも特に、ポリフォニー音楽至高の作品と言われています「教皇マルチェルスのミサ」を演奏いたします。

　伝説にもなっている、多声部に渡る作品にも関わらず、歌詞（ミサ通常文）が聞き取り易く作られている典型的な作品の一つです。また、同時に滅多に演奏されることのない、パレストリーナの世俗作品（マドリガル）や、逆によく演奏される代表的なモテット等も歌います。お楽しみください。
　

モテット
　Super flumina Babylonis
  Sicut cervus desiderat

他